ノルウェーのOpera Softwareは現地時間11月23日、「Opera 11」のベータ版をリリースした。このベータ版には、新機能の1つとしてタブスタッキング機能が追加されている。2009年9月に公開された「Opera 10」ではビジュアルタブ機能が追加されたが、タブスタッキングでは、それらのタブをグループ化することができる。スタックの上にポインタを置くと、そのスタックにあるすべてのタブのプレビューが表示される。
Opera Softwareによれば、「Opera 11では、ページがより速く読み込まれ、複雑なアプリケーションがより滑らかに動作する。Opera 11は、多くの新機能があるにもかかわらず、Opera 10.60より30%小さくなっている。そのため、よりすばやくダウンロードでき、より少ない手順でインストールできる」という。
また、「Flash」などのプラグインをクリックしたときにのみ読み込むよう指定できるようになった。同社によれば、これにより、プラグインの多いサイトではページの読み込み速度が最大30%向上するという。アドレスバーでは、長く不格好なURLが隠されるようになり、より安全な利用のためにセキュリティ情報を確認できるアイコンが追加された。
Opera 11では、「Google Chrome」など多くの競合ブラウザと同じように、アドレスバーに直接文字を入力したときに、Googleの予測検索機能が利用できる。さらに、Operaのカタログからエクステンションのインストールが可能になったほか、HTML 5にも対応している。
Opera 11ベータ版はMac、Windows、Linux版を無料でダウンロードできる。現在は英語版のみ入手可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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