Googleは米国時間10月25日、同社のモバイルOS「Android」において大きなマイルストーンを達成し、「Android Market」で提供されるアプリケーション数が10万本に達した。
同社はこれを、Android DeveloperのTwitterアカウントへの投稿で発表した。Android Marketが正式開始されたのは約2年前のことである。AndroLibによる非公式な推定値では、Androidアプリケーション数は2010年4月に5万本を達成したことになっているが、AndroLibは現在、Android Marketのアプリケーション数を15万本と推定しているため、その数値がどの程度正確であるかは明らかではない。
それでもGoogleは、モバイルアプリケーションに関してはもちろん、Appleに大きく遅れをとっている。「iPhone」「iPod Touch」「iPad」のユーザーは、最新の統計値によると28万本以上ものiOSベースアプリケーションを入手できる(米国太平洋夏時間午後1時37分更新情報:Appleから、App Storeには現在30万本以上のアプリケーションが提供されているという、先週の決算報告の電話会議での同社最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏の発言を確認する電子メールが届いた)。それでも今回のマイルストーンは、Androidが、開発者や消費者に向けたAppleの対抗馬としての地位を確立し続けていることを証明するものであるといえる。
The New York Timesは、Googleによる正式発表の前に、このマイルストーンに関する記事を掲載し、市場に提供されている無数のAndroid搭載端末の間の些細ではあるが重要な違いや、「Google Checkout」における支払いの問題など、Android開発者らに残されたいくつかの課題を指摘した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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