「MacBook Air」に同梱の文書類の中に、うれしいオプションが記載されている。それは、「Mac」システムソフトウェアの完全版と「iLife '11」スイートを含むUSBキーだ。
このUSBキーをMacBook Airに挿入した状態で、「C」キーを押しながらシステムをブートすると、USBキーが光学ディスクと同じように扱われるので、システム診断を実行したり、「Mac OS X」をクリーン再インストールしたりすることができる。Appleは長い間これと同じツールをCDで提供し、その後DVDに移行している。しかし、MacBook Airが外付けディスクドライブに依存していることを考えると、外付けドライブを所有していないユーザーにとってはUSBキーの方がはるかにユーザーフレンドリーなオプションだと言える。
MacBook AirでのUSBキー採用は、ハードウェアとソフトウェアを製造するAppleが、今後提供するものを示しているのだろうか。2011年夏に登場予定の「Mac OS X 10.7 Lion」など、今後のアップグレードをMacBook Airに配布するオプションとして、USBキーが採用される可能性は十分にある。もしくは、アップグレードは「Mac App Store」から配布されるようになるのかもしれない。Appleは、Mac App Storeを90日以内に「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」搭載コンピュータ向けに提供するとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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