ルクセンブルクを本拠とし、人気の高い優れたVoIPサービスを提供するSkypeは現地時間10月14日、最新の「Skype 5.0 for Windows」を正式公開した。すっきりしたインターフェース、「Facebook」との統合、ビデオ会議機能などを盛り込んだSkype 5.0は、既存顧客の満足度を維持しつつ、さらに多くの新規顧客を引きつけるものとして、Skypeが期待をかける製品だ。
Skypeはまず、このソフトウェアの全体的なユーザー体験の向上に取り組んだ。新たなホーム画面では、連絡先に登録している友達やユーザー自身によるムードメッセージのフィードを統合しているほか、さまざまなチュートリアルを提供することにより、ビデオ通話の発信からサービスへの登録まで、ユーザーがサービスの多様な機能を利用できるよう支援する。Skypeはまた、通話発信、メッセージング、画面共有、ファイル転送の操作を直感的かつ容易に操作できるよう、インターフェース全体を簡素化することを目指した。さらに、連絡先の検索画面に画像やムードメッセージが表示されるようになったほか、検索結果がリアルタイムで得られるようになった。
またSkypeは、新たなグループビデオ通話機能の公開ベータ版もリリースした。Skype 5.0をダウンロードすれば、誰でもこの新機能を無料でテストする機会が得られる。ただし、いずれは有料オプションになる予定だ。
SkypeのインターフェースにFacebookをシームレスに統合したのも重要な点だ。画面上部に配置したタブから、ユーザー自身のFacebookニュースフィードにアクセスして最新の状況を更新したり、さまざまな連絡先とSkypeによる通話を始めたりできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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