DVD化される前の新作映画を、30ドルの料金を支払って視聴したいと思うだろうか。Sony Pictures Entertainment、Warner Bros. Entertainment、The Walt Disney Companyは、思ってくれると期待しているようだ。
Bloombergの報道によると、これら映画会社3社は、セットトップボックスによって人々が自宅で最新の映画を視聴できる新たなサービスの公開を検討中だという。これによりDVD化やBlu-ray化、オンデマンド化よりかなり前に映画を視聴できるようになると、Bloombergは伝えている。
現在のところ、3社がどのようにして家庭ユーザーに映画を提供する計画なのか、詳細な情報はほとんどない。Bloombergによると、匿名のDisney関係者が、同社は2011年に入って1本の映画を使ってテストする計画があると述べ、また、Warner Bros.は2010年内にもこのアイデアをテストする計画だと述べたという。
Bloombergの記事によると、Time Warnerの最高財務責任者(CFO)を務めるJohn Martin氏は先週、ニューヨークで行われたGoldman Sachs主催のカンファレンスで、Warner Bros.の映画を1回視聴する場合の料金が20ドルから30ドルになる可能性があると述べたという。だが、多くの消費者は映画が物理的ディスクまたはオンデマンドでリリースされるまで待つことをいとわない現状にあって、1回の視聴に対して最大30ドルという料金には、応じかねる消費者がいることは十分予想される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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