Appleのモバイル向けOS「iOS」の次のポイントリリースである「iOS 4.2」のベータ版が、開発者向けに公開された。これと同時に、今後実装予定の無線印刷機能「AirPrint」を含む「Mac OS X」のプレリリース版も公開されている。
既存の「iOS 3.2.2」を置き換えるiOS 4.2については、米国時間9月1日に開催された音楽関連のスペシャルイベントで、Appleが発表とデモを行っている。大きな変更はiPadユーザーへのマルチタスキング、フォルダ作成機能、「Game Center」および刷新されたビルトイン電子メールクライアントなどの提供で、これらの機能はすべて、「iPhone」と「iPod touch」に対しては提供されているものだ。
iOS 4.2は一般公開に先立ってベータ版が開発者に数回配布されるものとみられ、今回のバージョンはその第1回目となる。9月のスペシャルイベントで、AppleはiOS 4.2を無料のソフトウェアアップデートとして11月に公開すると発表しており、これから約2カ月の間に残された不具合の修正作業を行うことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス