クラウドマークは8月18日、個人ユーザーや小規模企業を対象に、精度が高く使いやすいという無料のスパム対策ソフトウェア「Cloudmark DesktopOne」の提供を同社サイトで開始したと発表した。ウイルスや個人情報の盗難、なりすまし犯罪を引き起こすスパムから、個人ユーザーや小規模企業を保護することを目的としている。
Cloudmark DesktopOneは、インストールが簡単で、軽量なためPCの性能を低下させずにメールやウェブメールをフィルタリングしてスパムを駆除し、フィッシングやメールにより伝播するウイルスからユーザーを守るという。また、フィルタリングしたメッセージを隔離ウィンドウで確認しながら、今後もブロックするかどうか選択するなどユーザー自身で保護レベルを設定できることが特徴としている。
世界中の15億人以上の登録ユーザーがスパム情報をリアルタイムにレポートする「コラボレーション方式」を採用、メールに含まれる変更不可能な情報で判定する独自の「Advanced Message Fingerprinting」テクノロジにより検知率99%、誤検知率0.00001%以下と非常に精度が高いため、世界中のISP、ケーブル会社、ホスティング会社、モバイルオペレータに採用されていると説明する。
複数のメールアカウントを保護して一元管理したい場合や、詳細なカスタマイズや制御を必要とするユーザー向けには、有償版の「Cloudmark DesktopOne Pro Mode」が用意されている。
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