キングジムは6月29日、電子文具の新製品としてデジタル名刺ホルダー「ピットレック DNH10」と、電子手書きメモ「マメモ TM1」を発表した。両製品ともに8月6日から全国の文具店と家電量販店、通販サイトで販売する。
ピットレックでは、内蔵カメラで名刺を撮影して、画像データとして保存される。文字認識機能(OCR)によりテキスト化された名刺の内容は、会社名や氏名、閲覧履歴、登録日、マイリストといった方法で検索できる。
保存可能な画像データ数は、本体に同梱された2GバイトのmicroSDカードで名刺約1800〜2000枚分。別売りのmicroSDHCカード16Gバイトを使えば約9999枚分の名刺が保存できる。
本体サイズは高さ60mm×幅120mm×厚さ13mmで、重さは約85g(リチウムバッテリ含む)。400×240ドットWQVGAの3.5型TFTカラー液晶ディスプレイを搭載している。価格は2万7300円。初年度で3万台の販売を目指す。
マメモ TM1は、付属の専用タッチペンを使って、液晶画面にメモできるというもの。液晶画面にタッチすると、すぐにメモが取ることができる。また、書いたメモに時刻を設定できる「ToDo」機能を搭載しており、予定の時刻になるとアラーム音で知らせることができる。
内蔵メモリには、最大99枚分のメモが保存できる。本体サイズは高さ36mm×幅93mm×奥行き102mmで、重さは約130g(電池含まず)。メモの入力エリアは3.08型となる。価格は6279円。初年度で5万台の販売を目指す。
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