Appleは、一般向けに行う説明では技術的な詳細に触れないことで知られている。しかし開発者が相手となると、詳しい製品スペックが語られることもある。
Worldwide Developers Conference(WWDC)2010でも、米国時間6月7日の基調講演でSteve Jobs氏は「iPhone 4」に搭載されるRAMの容量に言及しなかったが、開発者向けセッションの中ではRAMが512Mバイトであることが明かされていた。
Appleが17日に各セッションの動画をアップロードすると、MacRumorsが真っ先にこのニュースを報じた。
RAMの情報が注目に値するのは、iPhone 4のRAM容量が前機種「iPhone 3GS」の2倍、また米国発売から3カ月に満たない「iPad」の2倍になっているからだ。iPhone 3GSとiPadは256MバイトのRAMを搭載している。
このRAM容量の差も、「iOS 4」の目玉機能の1つであるマルチタスクに本格的に対応して発売されるのはiPhone 4が初めてであることを考えると納得できる。iOS 4は21日に提供が開始される。iPhone 4の発売は24日だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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