日本オラクルは6月17日、CRMアプリケーション「Siebel CRM」のデータ送受信機能に「REST API」を追加するとともに、iPadでの利用にも対応したことを発表した。
Siebel CRMは、顧客関連業務を管理するための処理機能、分析機能、連携機能を一体化し、ロイヤリティ管理、マーケティング、営業支援、コンタクトセンターやフィールドサービスに必要な機能を包括的に提供するCRMアプリケーション。20種類以上の業種向けソリューションをもち、オンプレミスおよびオンデマンド(SaaS)の両形態で提供している。
Siebel CRMが新たにREST APIに対応することで、CRMシステムの情報へ容易にアクセスできるようになる。開発者はREST APIとAppleの「iPhone SDK 3.2」を組み合わせ、Siebel CRMのiPad用アプリケーションを開発することが可能になった。Siebel CRMのユーザーは、iPadアプリケーションを活用してSiebel CRMの情報を確認、入力することが可能になる。
また、モバイル端末と業務システムとの連携に対するニーズが高まる中、Siebel CRMと連携可能なモバイル端末にiPadを追加することで、CRMのモバイルソリューションの拡充と、オフィスや営業現場などの業務場面における時間の有効活用および生産性向上にもつながるとしている。
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