発音判定機能も付いたデジタル英会話学習機--カシオ、新「EX-word RISE」シリーズ

 カシオ計算機は1月24日、デジタル英会話学習機「EX-word RISE(エクスワードライズ)」の新製品として、「XDR-B10」と「XDR-B20」を2月24日に発売する。

 市場想定価格は、XDR-B10が3万2000円前後(税別)。XDR-B20が4万2000円前後(税別)だ。

「XDR-B20」
「XDR-B20」

 同社は2016年4月、ボキャブラリー、リスニング、スピーキング、テスト対策などの英会話学習に役立つコンテンツを収録し、学習の進捗状況がわかる機能も備えた「EX-word RISE XDR-A10/A20」を発売。機能を絞った専用端末は、英会話スキルを磨きたい社会人に好評だという。

 今回の新製品では、英会話学習に欠かせないコンテンツを厳選収録した「XDR-B10」と、辞書系コンテンツも充実した「XDR-B20」の2機種をラインアップ。2機種とも、新たに学習目的別にコンテンツを組み合わせた「トレジムプラン」(関西大学 外国語学部 教授竹内理氏 監修)を搭載した。プラン内の学習進捗状況も一覧でき、バランス良く英会話が学べるという。

 さらに、英語文章の発音判定機能も搭載。対応コンテンツの英語文章を録音すれば、音読時間、脱カタカナ英語度、子音の強さ、メリハリ、なめらかさの5要素に基づいて採点し、レーダーチャートで視覚的に判定結果が表示可能。

 また、電車の中でもかさばらず、通勤時時間を活用したリスニング学習に適した「タブレットスタイル」。手持ちの状態でキーボードを操作でき、英単語などを検索したい時に便利な「フラットスタイル」。机に置いた状態で操作しやすい形状で、自宅でじっくりと学習するのに適している「チルトスタイル」の3形状に対応した。

 収録コンテンツ数は、XDR-B10が40個、XDR-B20が120個となるが、共にコンテンツの追加機能を搭載しており、4月以降に発売予定の別売りコンテンツをPC経由で追加可能。

 主な仕様は、液晶(透過型カラーTFT)は、107mm×66.1mm(5.0型、528×320ドット)。タッチパネルは、117mm×66.1mm(5.3型、クイックパレット付き)。接続端子は、USB-ACアダプタ接続コネクタ、ヘッドホン端子(3.5mm)。サイズは、幅155mm×奥行92mm×高さ15.3mm(キーボード収納時)。重量は、約260g。

 電源(内蔵)は、リチウムイオン充電池。電池寿命(公称)は、約6時間~9時間。

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