「Android Wear 2.0」を搭載する初のスマートウォッチが、GoogleとLGの提携によって米国時間2月9日に発表される見込みだと、VentureBeatのEvan Blass氏(Twitterアカウントは「@evleaks」)が報じた。
信頼できるリーク情報が多いことで知られるBlass氏によると、「Google Assistant」機能が統合された「Watch Sport」および「Watch Style」と呼ばれる製品が、2月10日から米国で発売されるという。
どちらのスマートウォッチも円形の有機EL(OLED)ディスプレイを搭載し、Wi-Fi接続とBluetooth接続に対応するようだ。Watch Sportはチタンと濃いブルーの2色、Watch Styleはチタン、シルバー、ローズゴールドの3色が用意されるという。また、Watch Styleのストラップは交換可能になると、Blass氏は述べている。
フラッグシップモデルのWatch Sportは、3GとLTEによるデータ通信が可能で、「Android Pay」が利用可能な近距離無線通信(NFC)に対応し、GPSと心拍センサを搭載する。また、どちらのモデルも「Apple Watch」に似たデジタルクラウンで操作し、防塵および防水仕様になるという。
Android Policeは2016年7月、LG製ウォッチのモックアップを掲載した。Googleは、LGとの提携を認めていないものの、Android Wear 2.0搭載のスマートウォッチが登場することは認めている。
Blass氏は以前、初代の「Android Wear」を搭載したスマートウォッチ向けに、Android Wear 2.0が2月9日にリリースされると報じていた。Android Wear 2.0には「Google Play」ストアが搭載されるため、スマートフォンを使わずに、アプリを直接スマートウォッチにダウンロードしてインストールできるようになる。Googleはまた、次期Android Wearにキーボードと新しいアプリランチャーを追加し、Wi-Fi設定も刷新する予定だ。
LGとGoogleの提携に関する具体的な詳細は明かされていないが、Androidフォン「Nexus」のパートナープログラムと同様のものと思われる。Nexusプログラムでは、Googleが設計に関与するとともに更新プログラムを迅速に提供し、OEMメーカーが製造を担っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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