スマートウォッチは便利なのだが、バッテリ駆動時間の短さがネックだ。安心して日中使うためには、ほぼ毎晩充電することになる。大した手間でないとはいえ、煩わしい作業だ。
そこで、充電や電池交換が不要という、体温で発電するスマートウォッチ「MATRIX PowerWatch」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
PowerWatchは、体温の熱エネルギーを熱電素子で電気エネルギーに変換して動くスマートウォッチ。自ら発電して作動するため、バッテリを充電する必要がない。腕から外して熱エネルギーが得られなくなると、スリープモードに入り、再び装着すると動き出す。
スマートフォンと同期し、時刻やタイムゾーンを自動調整する。対応アプリからフェイスのデザインを変えることも可能。
スマートウォッチとしての機能は限定的で、アクティビティトラッカーのように、消費カロリー、活動量、歩数、睡眠状態などを計測する。特に消費カロリーは、体温から算出するので精度が高いという。また、「Apple Healthkit」「Google Fit」に対応している。
Indiegogoでの目標金額は10万ドル。記事執筆時点(日本時間11月16日16時)でキャンペーン期間は2カ月残っているが、すでに目標の2倍を超える約23万ドルの資金を集めている。
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