わき水や井戸水など地下から得られる水や山奥の清流には、とても美味しいものがある。しかし、いくら無色透明で清潔に見えても、有害物質やバクテリアで汚染されているかもしれない。検査せず飲むのは、危険な賭といえる。
そんなときでも、水質検査機能付きスマート水筒「Ecomo」があれば安心して水を飲める。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Ecomoは、スマートフォンと連携するハンディな水筒。中に入れた水の安全性を検査し、内蔵フィルタで浄水できる。さらに、脱水からの熱中症などを避けるため、適切な水分補給を促す機能も備えている。
水質の確認は、検査する水を入れてEcomoを振るだけ。検査結果は、ボディのLEDディスプレイに「GREAT」「MODERATE」「BAD」の3段階で表示される。スマートフォンのアプリでも結果を確認可能。なお、LEDディスプレイはEcomoから外し、Bluetoothリストバンドとして身に着けておける。
水質に問題がなければそのまま飲んでもよいが、内蔵フィルタで浄水すると農薬、石油由来物質、バクテリア、重金属といった汚染物質が除去される。フィルタはカーボンファイバ、イオン交換ファイバ、ナノファイバ膜を組み合わせており、Ecomoの底部をくるくる回して浄水する。
アプリでは、水をどのように飲んだのかの履歴を管理できる。目標摂取量を設定しておくと、水を飲むよう通知してくれる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月20日まで。記事執筆時点(日本時間10月6日15時)でキャンペーン期間は44日残っているが、すでに目標金額5万ドルを上回る約5万8000ドルの資金を集めている。
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