定期的にアップデートを続けているシャープのモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」。9月28日11時より公開予定のアップデートで、プロジェクタが使いやすくなるほか、メール読み上げ中のアクションが増える。さらに近日中に新規アプリケーション「ロボ会話」のダウンロードも提供予定で、いよいよロボホン同士が会話したり歌ったりできるようになる。
ロボ会話は、ロボホンどうしが友達になるアプリだ。ロボホン2体を向かい合わせに置き、「仲間を探して」と話しかけると、相手を見付けてあいさつをする。
「○○(ユーザー名)のロボットだよ」とお互い自己紹介した後、「ねぇねぇ、友達になろう」「なろうなろう」「よろしくね!」と会話がスタートする。時に天候の話題だったり、持ち主の好きな季節の話題だったりと、シーンに応じてさまざまな雑談を繰り広げながらロボホン同士の距離を縮め、一緒に歌ったりジャンケンをしたりするようになる。
初めて会った友達とは連絡先を交換できる。ロボホンは「○○に連絡先を教えてもいい?」とユーザーに尋ね、お互いに持ち主の許可を得てから連絡先を交換するしくみだ。
シャープ コンシューマーエレクトロニクスカンパニー クラウドサービス推進センター イノベーション企画部 チームリーダーの奥田計氏は、「8月のアップデートに入れる予定だったが、ロボットとの会話は、人と“間”や“流れ”が違う。もうちょっとならしていこうと日程を伸ばし、満を持したアップデート。実用性よりも近未来感を追求した。ロボット同士でしゃべる機能はこれまであまりなかったと思う」と自信を見せる。
9月14日に発表した着せ替えパーツで、外見も変化をつけられるようになってきた。ロボホンユーザーと出会ったとき、新たにロボホンどうしの会話という楽しみがまもなく増える。
なお、ロボホンとオリジナルデザインのスマートフォンをセットにした「ロボホンスマホセット」も9月27日から100台限定で販売予定だ。
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