Appleが、「Apple Music」の全加入者に「iTunes Match」サービスを米国時間7月18日から順次提供する予定だと、Apple関連ニュースサイトのThe Loopが報じた。これによりユーザーのiTunesライブラリに保存されている曲をアルゴリズムが判断し、ユーザーのアカウントに追加するので、以後はクラウドから曲を聴くことができるようになる。
これまで楽曲のメタデータのみを使って照合していた従来のシステムが、今回の措置でアップグレードされることになる。従来のシステムには不満の声が多く、Apple Musicが楽曲のスタジオバージョンとライブバージョンを区別できない、もしくはそれ以上の問題がユーザーから報告されていた。さらには、この楽曲照合システムがユーザーのライブラリにある曲を置き換えまたは削除する、ファイルを消去する、クラウド上で別バージョンの曲に置き換えてしまうなどの懸念も持ち上がっていた。
これまでiTunes Matchは別途料金を支払って利用しなくてはならなかったが、今後はApple Musicの加入契約に含まれることになるとThe Loopは報じている。
Appleにもコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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