Googleの検索可能なデータベースによって、ユーザーはネット上で自分がとったほぼすべての行動と、使用したデバイスやブラウザを知ることができるようになる。
オンラインでユーザーがとるすべての行動の追跡にウェブ企業が多くの労力を費やしていることは、周知の事実だ。だが今回Googleは、ネットにおけるアクティビティに関して同社が保有するすべての情報をユーザーと共有したいと考えている。
Googleは、ブラウザ履歴よりももっと詳細な情報を提供し、ユーザーのオンラインにおけるほぼすべての行動を検索できる履歴ツール「My Activity」を導入した。この新ツールは、視聴したNetflixの番組やYouTube動画から、訪問したサイト、検索内容、利用したGoogleのサービスにいたるまで、あらゆる行動を教えてくれる。
新ツールの詳細な検索結果から、検索語、ウェブサイトを訪問した時間および頻度、アクティビティに使用したデバイスやブラウザが分かる。だが、恐れることはない。オンラインでのアクティビティについてGoogleが収集したすべての情報を確認できるだけでなく、リストの項目を編集したり削除したりすることもできるからだ。
また、ウェブやアプリケーションの追跡活動を中止するオプションもあるが、その場合、オートコンプリート機能に影響する可能性があるので注意が必要だ。
Googleにコメントを求めたが、回答はなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス