Uberがドライバー向けアプリをアップデートし、ドライバーのスマートフォンに内蔵されているセンサーを利用して、運転中の加速や減速をトラッキングする新機能を導入することになった。アプリで監視される急ブレーキは、前の車との車間距離が極端に短くなるといった危険な運転、あるいは単純に集中力に欠け、周囲の交通の変化に前もって対応できない兆候の現れである可能性がある。また、このアプリはドライバーに車の速度も示し、制限速度を超えた場合には警告を発する。
ドライバーが運転に集中せずに、ダッシュボードに置いたスマートフォンを手に取ると、それもスマートフォンのジャイロスコープによって検出される。速度のデータはスマートフォンのGPSシステムをから収集される。これもテレマティクスの応用例のひとつだ。
さらに今後は日単位のレポートが作成され、乗客が利用ごとに運転を評価するシステムよりも詳しいフィードバックがドライバーに与えられる(乗客の評価は、運転以外の要素に影響される可能性がある)。この新機能は米国内の11都市で試験的に運用されている。ただし当面は、このレポートによって運転に問題があると判定されても、ドライバーが不利な扱いを受けることはないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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