Kickstarter

自宅を4Dシアターにする「Immersit」--ソファーを揺らして没入感をアップ

 ちまたでは、立体感の得られる3D映像に加え、場面に応じて座席が振動したり、水滴や風がかかったり、香りが漂ってきたりして楽しめる4Dシアターが人気だ。3Dテレビが当たり前になったものの、さすがに家庭で4D体験までは難しい。

 ところが、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で見つけた「Immersit」を使えば、自宅を簡単に4Dシアター化できそうだ。


自宅が4Dシアターになる(出典:Kickstarter)

 Immersitは、一般的なソファーの下にアクチュエータを挟み、ゲームや映像に合わせてソファーを振動させたり前後左右に傾かせたりするシステム。さすがに水滴や風、香りの再現はできないが、臨場感と没入感が飛躍的に高まるだろう。


ソファーの下に挟むアクチュエータと、動きを制御するコントローラ(出典:Kickstarter)

 現時点で対応しているゲーム機は、Xbox One、Xbox 360、PlayStation 3、PlayStation 4、PC。120種類以上のゲームの4D化が可能。

 映画などで利用する場合は、あらかじめImmersitで映像を解析し、適切な動きをプログラミングする。そして、解析結果にもとづき映像と連動させてソファーを動かすことで、「古い映画に新しい命を吹き込む」という。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月17日まで。目標金額の8万5000ユーロに対し、記事執筆時点(日本時間2月12日17時)で約4万8000ユーロの資金を集めている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]