155年の歴史を誇るスイスの老舗高級腕時計メーカーTAG Heuerが、IntelおよびGoogleと提携して開発した「TAG Heuer Connected」を発表した。
TAG Heuerの最高経営責任者(CEO)を務めるJean-Claude Biver氏はニューヨーク市で開かれた記者会見で、「知識の融合、研究と開発の融合である」と述べた。「TAG Heuerにとって当社ブランドの1つの節目であるだけでなく、スイス時計業界にとっても画期的な出来事だ」(Biver氏)
Connectedの価格は1500ドル。Googleの「Android Wear」OSを搭載する他のスマートウォッチと異なるわけではないが、Intel製プロセッサを搭載する初めての製品である。1.6GHzのIntel製デュアルコア「Atom」プロセッサ、1GバイトのRAM、4Gバイトのストレージを備える。1日を通して歩数を計測するための加速度センサを搭載し、スマートフォンなしで一部の機能を利用できるようWi-Fiに対応する。
Connectedはグレード2チタン(純チタン)製で高級感がある。しかし一般発売されている他のスマートウォッチと比べると重く、厚さは12.8mmで重さは52gとなっている。ディスプレイは46mmで、解像度は360×360ピクセル。サファイアクリスタルで保護されている。バンドは7色展開(グリーン、ブルー、オレンジ、レッド、ホワイト、ブラック、イエロー)で、加硫加工が施されたゴム製で純チタン製のバックルが付いている。TAG Heuerによると、通常使用時の電池持続時間は25時間であるという。
Android Wearのサービスを利用できるほか、TAG Heuer専用にカスタマイズされたアプリが用意されている。特別に開発されたSDKが提供される予定。タイマー、アラーム、ストップウォッチといったTAG Heuerの従来の機能も備える。さまざまな種類の独特な盤面も用意されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力