猛暑の夏から一転、肌寒いほどの涼しさになった。熱中症はもう心配なさそうだが、激しいスポーツをすると大量の発汗で脱水症状に陥りかねないので注意しよう。
そこで、アメリカンフットボールやウェイトリフティングなど、ぶつかり合ったり力を入れたりすることの多いスポーツに適したマウスガード(マウスピース)「SMRT Mouth」を紹介しよう。心拍数や呼吸などを計測してスマートフォンへデータを送り、体調が悪くなる前に警告してくれる。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中だ。
SMRT Mouthは、内蔵センサが水分、心拍、呼吸、力の状態をリアルタイムに測ってBluetoothでスマートフォンやタブレットに送信する。こうしたデータを監視することで、コーチなどは脱水など危険な状態になることを未然に防ぐとともに、よい状態でより高いパフォーマンスを目指すよう指導できる。もちろん、SMRT Mouthは歯や口の中を守る機能も備えている。
複数のSMRT Mouthから得たデータを集計できるので、チームスポーツで選手ごとの得手不得手を分析することなどにも使える。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間9月17日16時)で約7600ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと29日ある。
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