SIMフリースマートフォン「freetel(フリーテル)」を展開するプラスワン・マーケティングは6月22日、六本木ニコファーレで新製品発表会を開催し、Microsoftがリリースを予定しているWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォン「KATANA」の開発を発表した。
発表されたのは、予定価格1万9800円の「KATANA 01」と、予定価格2万9800円の「KATANA 02」の2機種(いずれも税抜)。KATANA 01は、クアッドコアプロセッサと4.5インチFWVGA(854×480)IPSディスプレイ、1700mAhバッテリを搭載する。
一方のKATANA 02は、クアッドコアプロセッサと5.0インチHD IPSディスプレイ、2600mAhバッテリを搭載。プロセッサのメーカー、メモリ・ストレージ容量、カメラのスペックは今後発表するとのことだ。
端末はいずれもSIMフリーで、LTEはBand 1(2.1Ghz:ドコモ、au、ソフトバンク)、Band 3(1.8Ghz:ドコモ、ソフトバンク)、Band 8(900Mhz:ソフトバンク)、Band 19(800Mhz:ドコモ)に対応。ドコモとソフトバンクのプラチナバンドLTEに対応している点を強調した。サイズと重量は非公表で、カラーバリエーションは5色展開になるという。
プラスワン・マーケティング代表取締役の増田薫氏は、KATANAの発売時期については近日公表する予定としながら、「端末はマイクロソフトと共同で開発を進めている。Windows 10 Mobileが正式にリリースされたら、そこから最速で発売したい」とコメント。加えて、Windows 10 Mobileの市場性については法人市場からの需要に期待を寄せており、法人向け販売でダイワボウ情報システムと協業することを発表。法人向け料金プランについても、「企業のニーズに合ったプランを提供していきたい」と語った。
また、発表会に登壇したダイワボウ情報システム取締役販売推進本部長の松本祐之氏は、「SIMフリー端末の販売には今後力を入れていきたい。FREETELのWindows端末を中心に(自社の)ファイル共有やセキュリティといったソリューションを幅広く提供していければ。Windows 10 Mobileには、社内システムと同じレベルの生産性やセキュリティを担保できる点に期待している」とコメントを寄せた。
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