Googleは今週から、モバイル向けのショッピング検索結果に変更を加え、ホリデーシーズンに購入される商品向けに詳細情報を提供する。同社は米国時間11月23日のブログ投稿で、携帯電話やタブレットから商品を検索すると、商品に関するより詳細な情報が表示され、購入できる場所や他のユーザーによるレビューが閲覧可能になると述べている。また一部商品は画像を360度回転させて見られるようになるという。
多くの小売業者は、商品を買ってもらうため、自分たちより安く売っている競合店があればそこに価格を合わせる。したがって、どこで購入する予定であっても、ライバル店の価格をチェックすることは無駄ではない。また、多くの小売業者はオンラインと実店舗で値段を変えている。それもチェックしておけば、実店舗はオンラインの値段で販売してくれるだろう。
Googleがショッピング検索結果に手を加えたことは、モバイル端末による商品検索の増加に乗じて「Google Shopping」へのトラフィックを増やす取り組みとみられる。
「スマートフォンからGoogleでショッピング検索を行う件数は前年比で3.5倍に増加しており、さらに増え続けている」とGoogleはブラックフライデーに関するブログ投稿で述べている。「Google Shoppingから小売業者へ流れる1週間当たりのモバイルトラフィックは、現在すでに2013年のホリデーシーズンのピーク時を超えている。スマートフォンは、移動中の消費者にとって最も強力なショッピングツールとなった。スマートフォンがあればカスタマーレビューを読んだり、製品のデモを見たり、在庫がある近隣の販売店を見つけたりすることができる」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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