「Twitpic」のユーザーに、一時的な救済措置が与えられた。Twitpicは、Twitter上で写真を共有するための人気の高いツールだ。米国時間10月25日に終了する予定だったTwitpicは、ユーザーに対して9月上旬、終了日までにTwitpicドメインから写真をエクスポートするよう求めていた。Twitpicドメインとは、ユーザーがツイートにリンクする前に写真をアプロードする場所のことだ。しかし、Twitpic創設者のNoah Everett氏は、Twitterとの合意に基づき、写真とリンクが「しばらくの間」維持される予定だと発表した。
Everettt氏は25日、Twitpicサイト上のブログ投稿で、「Twitpicの独立性を維持する方法を見出すことができなかった」と記し、「しかしTwitterとの間で、Twitpicドメインと写真アーカイブを譲渡することで合意に達したため、写真やリンクがしばらく維持されることを、ここに発表できることをうれしく思う」とした。
同氏はこの投稿で、Twitterとの新しい合意内容がTwitpicユーザーに与える意味を、次のようにまとめた。
- Twitpicは今後、新しい写真またはデータを受け付けない(同サイトは閲覧専用モードになる)
- 「iOS」および「Android」版のアプリはアプリストアから削除され、サポートを終了する
- ユーザーはまだ、Twitpic.com上のコンテンツまたはアカウントを削除するために自分のプロファイルにログインすることができる
- ユーザーはまだ、Twitpic.com上のデータや写真アーカイブをエクスポートおよびダウンロードすることができる
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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