ソフトバンクモバイルは6月9日、スマートフォンアプリを利用した募金プラットフォーム「かざして募金」のiOS版の提供を開始した。街頭のポスターや商品のロゴを専用アプリで読み取り、サイトから募金ができる。Android版は3月5日から提供されている。
かざして募金は、参加する非営利団体が登録したロゴや文字、ポスターなどの画像を無料のスマートフォンアプリで読み取り、各団体の募金サイトにアクセスして寄付ができるプラットフォーム。ユーザーは、100円、500円、1000円、3000円、5000円、1万円の6つの設定金額から寄付金額を選択する。また毎月継続して寄付することも可能だ。ソフトバンクのスマートフォンであれば月々の携帯電話料金と一緒に支払えるほか、NTTドコモやKDDIのスマートフォンでもクレジットカードで決済できる。
かざして募金には、事前審査を通過すればすべての非営利団体が参加できる。料金は基本料が月額1980円(税別)、使用料が税別寄付金の1.8%。Android版の公開時にソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は「ほぼ実費のみで、ソフトバンク側では一切利益を生み出さない」と述べていた。なお、参加中の非営利団体とスマートフォンをかざす対象はウェブサイトで確認できる。
iOS版の公開に合わせ、寄付者の募金回数に応じてソフトバンクが最大合計150万円を追加寄付するキャンペーン「ハートラッピングプロジェクト」が実施される。ソフトバンクでは、9月30日まで受け付け、150万円に達した段階でキャンペーンを終了するとしている。
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