アビーは6月9日、日本製パーソナル3Dプリンタ「SCOOVO X4」を6月25日に発売すると発表した。
6月9日よりアビーストアにて先行予約を開始する。
本体価格はSCOOVO X4税込み13万9800円で、20万円を超えていた従来製品よりも大幅に低価格化した。
X4本体は小型化し、サイズは高さ386mm×幅336mm×奥行き267mmとなった。重量は約11.2kg。カラーはシルバーとブラックがラインアップする。
X4の積層ピッチは、最小で50 ミクロン(0.05mm)で、上位モデルの「X9」と同等となる。アビーでは、X4の造形性能は、「熱溶解積層方式のパーソナル3D プリンタでは、実質世界最高クラスと言っても過言ではない」と自信を見せる。
最大造形サイズは高さ180mm×幅140mm×奥行き100mm。X9(高さ240mm×幅200mm×奥行き170mm)よりもやや小さくなるが、構成のおよそ9割に日本製の部品を採用するなど、日本製ならではの安心感と手頃な価格を特長とし、より一般向けに広げて行きたい考えだ。
なお、SCOOVOシリーズはこれまでオープンキューブが企画や開発、販売を行ってきたが、6月21日付けでアビーに統合することで合意した。これにより、SCOOVOに関わる今後すべての業務がアビーに統合される。ハードウェア保証およびアフターサポートもオープンキューブからアビーに引継がれる。
これは3Dプリンタ関連市場における競争力の強化と更なる成長を目的としたものとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス