ユニコン、ゲーム特化の全画面型広告ネットワーク機能「Fello AD」を開始

岩本有平 (編集部)2013年12月10日 14時18分

 ユニコンは12月5日、同社のモバイルゲーム開発者向けプラットフォーム「Fello」に、広告ネットワーク機能「Fello AD」を追加したと発表した。

 Felloは、スマートフォンアプリに組み込みできる「プッシュ通知機能」と「メッセンジャー機能」のSDKを無償提供することで、アプリの集客や活性化を支援するプラットフォーム。これまでにも、導入アプリの継続率が約3倍になるといった実績をあげてきたという。

 今回のFello ADでは、広告配信によりアプリ収益化を支援する。プッシュ通知SDKに組み込まれた広告ネットワーク機能を利用することで、プッシュ通知とともにインタースティシャル(全画面)広告を利用できるようになる。

 配信される広告は無料ゲームアプリに絞っているため、ゲームメディアと非常に相性がよく、高いクリック率や獲得率が期待できるとしている。リリース前に実施したテストマーケティングにおいて、eCPM(1000回表示当たりの単価)は業界最高水準となる値を出しているという。

 Felloのサイトでアカウントを登録すれば、SDKや組み込みドキュメントがダウンロード可能。Felloのプッシュ通知機能を利用している場合、管理画面上のボタン操作だけで広告掲載が可能となる。

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