Googleは米国時間10月29日、予定していたニューヨークでのイベントがハリケーン「サンディ」の影響で中止になったことを受け、多くの新しいハードウェアをブログ投稿で発表した。主な製品は以下のとおり。
「Nexus 4」スマートフォン。LGと共同開発された同製品は4.7インチ画面を搭載し、充電器の上に置くだけで充電が可能なワイヤレス充電機能を特長とする。「Android 4.2」(開発コード名「Jelly Bean」)を搭載し、360度パノラマを撮影可能な「Photo Sphere」と呼ばれる機能を持つ。Qualcommのクアッドコアプロセッサ「Snapdragon」を初めて搭載する端末の1つで、GSMおよびHSPA+技術を利用した3G接続に対応する。残念ながら、4G LTE対応モデルはまだ提供されない。
同スマートフォンのアンロック版の8Gバイト版と16Gバイト版がそれぞれ299ドルと349ドルで、Google Playストアにおいて11月13日に、米国、英国、カナダ、ドイツ、フランス、スペイン、オーストラリアで発売される予定である。欧州、中南米、アジア、中東における実店舗での販売は11月末に開始する予定。
「Nexus 7」の新しいWi-Fiモデル。16Gバイト版(199ドル)と32Gバイト版(249ドル)が提供される。Googleは、HSPA+セルラー接続対応版も用意しており、32Gバイト版を299ドルで提供する予定で11月13日発売。
「Nexus 10」タブレット。サムスンと共同開発された同製品は、タブレット市場で最高解像度とGoogleが主張する300ppiが実現されている。2560×1600ピクセルのそのディスプレイを搭載しつつ、9時間の動画再生が可能であるとGoogleは述べている。また、複数のユーザーがタブレットをより容易に共有できるようにするためのアカウント切り替え機能を持つ。16Gバイトモデルで399ドル、32Gバイトモデルで499ドルである。11月13日発売。
またGoogleは、同社の予測検索機能である「Google Now」をアップデートしたと発表した。同機能は、一連のカードに情報を提示することによって、ユーザーが検索する必要をなくすものである。天気と交通情報に加えて、フライト情報、レストラン予約、ホテル予約確認、出荷詳細情報などがカードに表示されるようになったと同社は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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