Microsoftは米国時間9月18日、「Internet Explorer」(IE)のバージョン6からバージョン9を使用しているユーザーに影響を及ぼすセキュリティ上の脆弱性を解決するための更新プログラムを早々にリリースすると述べた。
16日に発見が報告されたこの脆弱性により、IEユーザーは悪意のあるウェブサイトを訪問するだけで、使用しているコンピュータのセキュリティを侵害されるおそれがあるという。同脆弱性は既に、「Poison Ivy」というバックドア型のトロイの木馬を仕掛けるために悪用されている。
Microsoftは18日午後、この件に関するセキュリティアドバイザリの中で、同脆弱性を解決するための更新プログラムを数日以内にリリースすると述べた。
Microsoftにおける「信頼出来るコンピューティング」というイニシアチブの責任者であるYunsun Wee氏は同社ブログへの投稿において、「この脆弱性を悪用しようとする攻撃は、ごく少数しか報告されていないうえ、影響を受けたユーザーの数も極めて限定的であるものの、われわれはInternet Explorerを使用しているユーザーの保護と、彼らの安全なウェブ閲覧を保証するために、こういった積極的な対策を講じようとしている」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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