デジタルガレージ(DG)の子会社であるCGMマーケティング(CGMM)は5月16日、米Twitterから同社のAPI「Site Streams」の利用許諾を受け、ビッグデータ関連サービスを提供すると発表した。
TwitterからSite Streamsの提供を受けるのは、DGが日本初だという。Site StreamsによりDGは、Twitterに蓄積された大量のつぶやきから新たな付加価値を抽出し、ユーザーに還元するビッグデータ事業に参入する。
ビッグデータ事業の第1弾として、CGMMが手がけるTwitterの運用支援ツール「Tweetmanager」にSite Streamsを適用する。 過去データの検索や検索したつぶやきの感情分析といった機能を実装する予定。大量データを処理することで、スケーラビリティも向上するという。企業のほか、官公庁や地方自治体での利用が可能になるとしている。
あわせてTwitterの収益の基盤である「プロモ商品群」について販売代理店契約も締結している。ユーザーのフォローする企業や団体などの重要なつぶやきをタイムラインの一番上に表示する「プロモツイート」、広告主のアカウントをおすすめのアカウントとして表示する「プロモアカウント」などの広告商品も販売する予定だ。
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