Twitterはついに、控えめなセルフサービス広告プログラムによって小規模企業から広告収益を得るための計画を、ゆっくりと実行に移し始めた。
最初は、少数の企業のみを対象にこの新しい広告機会が提供される予定である。Twitterはその企業数を明らかにしなかったが、同社の広報担当者は、同プログラムを利用する小規模企業の数を数週間のうちに「徐々に増加」させる予定であると述べた。想定どおりの成果が得られれば、Twitterにとって、膨大な数の新しい潜在広告主を取り込むことのできる、非常に大きな収益源となる可能性がある。
Twitterは、この新しいプログラムによって同社の事業に、Googleにとっての「AdWords」と同様の効果がもたらされる可能性を期待している。
それはかなり高い目標かもしれない。しかし、少なくともTwitterは、ついにその一歩を踏み出した。Twitterは2012年2月、小規模企業が独自に広告アカウントを設定できるようにする計画を発表した。これによって企業は、自社の顧客らのTwitterタイムラインなどにおいて、プロモーションやメッセージを強調することができるようになる。
同プログラムを利用する広告主には、次の2つのオプションが提供される。
Twitterは、ユーザーがその企業のアカウントをフォローした場合、またはPromoted Tweetに反応した場合のみ、企業に課金する。同社の広報担当者は、金銭的な仕組みについて詳細を明らかにすることを避けた。同社は動画の中で、次のように述べている。
1日あたりの支出金額と、新しいフォロワーまたはエンゲージメントあたりの支出金額の上限は、自分で設定するため、後から驚かされることは決してない。コンテンツのプロモーション対象地域も定めることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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