YouTubeは、ウェブ上に公開する前に動画を編集する時間のないユーザーを支援するための新機能を提供開始した。
ユーザーが動画をYouTubeにアップロードしようとすると、そのクリップに対する自動修正を許可するかどうかを尋ねる通知バーが表示される。修正を許可すると、YouTubeは動画の色やブレを自動的に調整する仕組みだ。
YouTubeのソフトウェアエンジニアであるJohn Gregg氏は米国時間3月21日のブログ投稿で、「動画には『カメラの手ぶれによる揺れ』や『明度が低すぎる』といった症状が見られる場合がある。そのせいで、動画の本当の素晴らしさが視聴者に伝わらないことがある」と記した。
YouTubeは2011年に、ユーザーがクリップを編集できる組み込みの動画エディタをリリースしている。同エディタは決して強力とは言えないツールだが、色の修正や録画時の手ぶれ補正といった、基本的な処理をしてくれる。最大の特長はエフェクト機能で、ユーザーはクリップを白黒にしたり、旧式のカメラで録画されたようなレトロ調の映像にしたりすることができる。
このたび発表されたYouTubeの自動修正機能はすでに提供が開始されている。同社は、今後のアップデートによって、さらに多くの「症状」に対応する計画だと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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