Googleは米国時間3月5日、Google.comで最近実行した検索の結果が、新たな「Recent」(最近)アイコンを使って複数のデバイス間で呼び出せるようになったと発表した。この新機能の目的は、レストランや店などをコンピュータ上で検索し、同じ検索結果をスマートフォンなどのウェブ対応デバイスで閲覧するのを支援することだ。
Googleのソフトウェアエンジニア上川純一氏は、3月5日のブログで次のように述べている。「この便利な新機能が提供されるのは、ユーザーがウェブ履歴を有効にしていて、検索時にGoogleにログインしている場合だ。今後は、最近検索した場所に向かう際、住所や電話番号を思い出せなくても心配しなくていい」
複数デバイスにまたがるこの種の統一は、2012年1月に発表された、複数の製品とサービスの間で「個人の情報を結びつける」明示的な権利を同社に与える新たなプライバシーポリシーにぴったりだ。
上川氏によると、保存された検索結果の情報は、「Recent」アイコンで約24時間呼び出せるという。使い方としては、あるデバイスで検索を実行して、その後(他のデバイスで)Google.comのホームページにある「Recent」アイコンをクリックすると、過去の検索結果を閲覧できる。
「少し前に検索した場所の電話、経路案内、詳細の閲覧といったことが、今後はタップ1回だけでできる」(上川氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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