Facebookは、友達リストを自動管理できるオプションをユーザーに提供する予定だ。
「Smart Lists」と呼ばれるこの新機能は友達グループを自動的に作成するので、ユーザーは自分でリストを管理する必要がない。Facebookによると、現時点では職場と学校、家族、および都市に関連したリストを作成できるという。例えば、ユーザーがプロフィールに大学名を載せている場合、Smart Listsは同じ大学を登録する友人を全て見つけ出して同じグループに分類するので、それらの友人の間で簡単にコンテンツを共有できるようになる。
同機能は自動的にリストを作成するが、ユーザーはこれまでどおり手動で友達の追加および削除を行い、自分のニーズに会うようにリストを修正することができる、とFacebookは話している。
リスト作成機能は何年も前からFacebookユーザーに提供されていた。しかし、Facebookによると、ユーザーは「自分の人生のさまざまな側面に対応するリストを作成し、それらを最新の状態に維持するのに時間がかかりすぎる」と不満を訴えていたという。今回の新機能によってその問題に対処できるはずだ、とFacebookは述べている。
FacebookはSmart Listsに加えて、新しい「Close Friends and Acquaintances Lists」機能も披露した。ユーザーはこのオプションを利用して、親友を「Close Friends」リストに分類し、そのほかの全ての友達を「Acquaintances」に追加することができる。それを実行すると、ユーザーのニュースフィードにはClose Friendsリストの友達の全ての最新情報と、「Acquaintances」リストの友人の最も重要な最新情報が表示されるようになる。
Smart Listsと違って、Close Friends and Acquaintances Lists機能は自動でリストを作成しないので、ユーザーがそれぞれのグループに追加する友達を選択する必要がある。
しかし、全ての友達がその2つのカテゴリのどちらかに分類されるわけではないので、ユーザーは友達をリストに追加しないことも可能だし、「Restricted」リストに追加することもできる。それを実行すると、Restrictedグループの友達はユーザーの公開した投稿しか見ることができなくなる。
ユーザーが誰をどのリストに追加するか決めるのを支援するため、提案を表示する機能も提供するとFacebookは話す。
最後に、Facebookが米国時間9月13日に明かしたところによると、新しいリストは独自のニュースフィードも備えているため、ユーザーはそれぞれのグループの友達が投稿したコンテンツのみを表示させるオプションを選択できるという。
機能強化されたFacebookの友達リストは、今週中にユーザーに公開される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス