Appleが廉価版の「iMac」をひっそりと発売した。報じられた予定日より1週間以上も早い。
この新型iMacは価格が999ドルで、3.1GHzのデュアルコア「Intel Core i3」プロセッサと250Gバイトのハードディスクドライブを搭載する。また、グラフィックスカードは「AMD Radeon HD 6750M」だ。
この廉価版iMacは教育機関限定モデルのため、個人ユーザーがこの価格で製品を購入することはできない。
9to5Macは8月7日付の記事で、「Mr. X」と名乗る情報筋の話として、早ければ16日にもAppleが価格1000ドルを切る新型iMacを発売すると報じていた。記事によると、この21.5インチモデルは、3.06GHzのデュアルコアプロセッサ、2GバイトのRAM、250Gバイトのハードディスクドライブを備えるとのことだった。
Appleは5月にiMacシリーズを刷新し、クアッドコアプロセッサと4Gバイトのメモリが売りの21.5インチモデルを2種類発売した。低価格モデルは500Gバイトのハードディスクドライブを搭載し、価格は1199ドルだ。これよりやや高性能のモデルは1テラバイトのハードディスクドライブを搭載し、価格は1499ドルとなっている。
さらに、Appleは2種類の27インチモデルを1699ドルと1999ドルで発売している。これらのモデルもクアッドコアのプロセッサを搭載するほか、解像度2560×1440のディスプレイと1Tバイトのハードディスクドライブを備えている。
Appleが教育機関向けに廉価版のiMacを発売するのは、今回が初めてではない。2006年には、教育機関の顧客向けに17インチのiMacを899ドルで発売している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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