ソニーは米国時間6月3日、「PlayStation Network」(PSN)にて個人情報が漏えいした7700万人のユーザーに対し、無料のゲーム、映画レンタル、ゲーム内コンテンツを含む「Welcome Back」パッケーが同日より提供可能となったことを発表した。
ソニーは当初、個人情報が漏えいしたユーザーへの謝罪として、こうしたパッケージを提供すると5月上旬に発表していた。無料コンテンツに加え、ソニーではID盗難モニタリングを1年間無料で提供するとしている。
現在「PlayStation Store」は、一部地域を除いてほぼ復旧しており、PlayStation 3のユーザーは5つのゲームの中から2つを、PlayStation Portableのユーザーは4つのゲームの中から2つを無料でダウンロードできる。また、オプションとして、PSNのプレミアムサービスである「PlayStation Plus」に1カ月無料で加入することも可能となっている。この契約はいつでも解約でき、自動更新されることはないという。
無料ゲームは、4月20日以前にサインアップしたユーザーにのみ適用され、無料でゲームが提供されるのは7月3日までとなる。
また、PSNユーザーは「PlayStation Home」にて、100個のバーチャルアイテムをダウンロードできるほか、米国時間6月4日から5日にかけては無料の映画レンタルが利用可能となっていた。
ソニーは、米国時間6月7日にロサンゼルスにて開幕する「Electronic Entertainment Expo」(E3)までに今回の事態を収拾しておきたいところだろう。E3は、過去に何が起こったかではなく、今後のPSNユーザーに何ができるのかをアピールできる場となるからだ。
とはいえ、ソニーの他部門はいまだにセキュリティの問題を抱えている。Sony PicturesやSony Music Belgium、Sony Music Netherlandsなどにおいて、「LulzSec」と名乗るハッカーグループが、100万以上のユーザーの個人情報を入手したとしているためだ。同グループは6月2日、セキュリティが甘いソニーグループのサーバから入手したという数千人のユーザーの名前、パスワード、メールアドレス、住所、電話番号を公開している。
ソニーによると、PSNへの大量アクセスにより、同社の提供する無料ゲームを取得する際にエラーの発生する頻度が高くなっているという。無料パッケージの詳細やエラー時の対処方法については、同社のブログを参照されたい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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