Microsoftは米国時間5月18日、Intelのソフトウェアおよびサービスグループ担当シニアバイスプレジデントであるRenee James氏の「Windows 8」に関するコメントを批判した。James氏は17日の投資家向けミーティングで、Windows 8について、MicrosoftはIntelのx86ベースPCで動作するバージョンのOSをリリースする予定であり、それには古いレガシーアプリケーションを動作させるための「Windows 7モード」が提供されるだろうと語った。また、ARMベースのタブレットやスマートフォンなどのデバイス向けにリリースされる予定のWindows 8には、古いレガシーアプリとの後方互換性がないとも述べた。ARMベースのWindowsには、それぞれ特定のチップのために設計された4つの異なるバージョンがあるとJames氏は述べている。
Microsoftは米CNETに送った声明で、「Intelの投資家向けミーティングにおける、次期バージョンのWindowsに関するMicrosoftの計画についてのIntelの言明は、事実として不正確であり、残念なことに誤解を生むものだ。われわれは、System-on-a-chip(SoC)上でのWindowsを最初にデモンストレーションしたときから目標を明確にしており、われわれが技術デモンストレーションの段階にあることを強調してきた」と述べ、James氏のコメントを批判している。
ただし、James氏のコメントがすべて「不正確」で「誤解を生む」ものなのかどうかは、定かではない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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