震災後のネット利用、ライフライン関連やSNSの閲覧増

  • 週間利用者数の変化

 ネットレイティングスは3月29日、同社が実施しているインターネット利用動向調査「NetView」から、東日本大震災が発生した週の週間データをまとめ、発表した。それによると、多くのニュースサイトで震災発生日の前週よりも訪問者数が増加していたことがわかった。

 また、電力や交通機関などライフライン関連サイトの訪問者数も増加している。特に東京電力の計画停電情報のページや、本数制限が実施された各鉄道各社の運行情報のページの訪問者数が増加した。

 ソーシャルメディアの訪問者数も増加している。動画配信サイト「Ustream」では、NHK総合テレビで放送している地震速報が配信され、テレビを視聴できないオフィスユーザーなどによる視聴が増加した。Twitterやmixiも友人や家族の安否確認や地震に関する情報収集に利用されている。また、無料で通話ができるIP電話「Skype」アプリの利用も大きく増加した。

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