ドコモ、iモードサイトで課金誤り--1万2000人にパケット料金を返還

藤井涼(編集部)2011年01月06日 17時30分

 NTTドコモは1月6日、パケット通信料を無料と案内していた健康応援サービス「i Bodymo」のiモードサイト(トップページ)が、誤って有料と設定されていたことを発表した。同社では、該当ページにアクセスした一部のユーザーに料金を返還するとしている。

 料金返還の対象として想定されるのは、2010年5月18日〜12月13日の期間中に、i Bodymoのiモードサイトのトップページにアクセスした非契約者1万2000人。想定返還金額(総額)は約68万円。ドコモでは、同社が利用記録を保存している2010年9月14日〜12月13日までの期間にアクセスした顧客(想定3000人)については特定が可能としている。

 利用記録が保存されていない、2010年5月18日〜9月13日までの期間にアクセスした顧客(想定9000人)ついては、心当たりのある顧客から申告を受けた上で契約状況を確認し、該当のパケット通信料相当額を返還するとしている。問い合わせの電話番号は、ドコモの携帯からの場合「(局番なし)151」、一般電話などからの場合「0120-800-000」、受付時間は午前9時〜午後8時。

 ドコモでは、返還対象者の2011年4月請求分(3月利用分)以降の請求金額から対象となるパケット通信料相当額を差し引くことで、該当の通信料金を返還する予定。また、ドコモの携帯電話をすでに解約している顧客については、ドコモより個別に返還方法を案内する。

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