マカフィーは4月28日、包括的なセキュリティ対策ソリューションをクラウドサービスとして提供する新たなSaaS製品群を発表した。これらの製品はクラウド技術の「Global Threat Intelligence(GTI)」を基盤にしており、平均で50%のコストダウンが可能としている。
今回発表されたのは、SaaS形式でデスクトップPCやサーバなどのエンドポイントを保護する「McAfee Total Protection Service」、同製品にウェブサイト閲覧制限と脆弱性スキャンの機能を追加した「McAfee Total Protection Service - Extended」、送信メールのフィルタリングにも対応したメールセキュリティ製品「McAfee SaaS Email Protection」の3製品になる。
同社のクラウドサービスは、独自のインテリジェンスに最新の脅威に対抗する基本レイヤを組み込み、巧妙なウェブベースのマルウェアやモーフィングウイルス、標的型のフィッシング攻撃などからユーザーのシステムを保護する。SaaS対応製品群では、膨大な数のセンサからデータを収集し、疑わしい挙動やコンテンツの全プロファイルをリアルタイムで作成し、予測行動をもとに怪しい挙動を監視することで完全な保護を提供するとしている。
これにより、利用開始から数分以内に企業の保護を開始し、投資効果を最大化できるという。また、パッチの適用やアップグレードを含む、アプリケーションのライフサイクルをすべて管理することで、ユーザーは自社のビジネスに集中できるようになる。さらに、脅威に対するリアルタイムの保護と、マカフィーの専門家によるセキュリティ情報が同時に提供される。
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