ネットエージェントは6月2日、ファイル共有ソフトを使用していないことを証明する「P2Pファイル共有ソフト 検査証明ソフトウェア」および自宅へ持ち帰った業務ファイルを消去、回収する「Work/Life Separator」の2種類のソフトを発売した。
検査証明ソフトウェアは、PtoPソフトを使用していないことを「検査証」で証明する製品。企業や学校の意見、要望を元に生まれた製品といい、企業の採用時などで使われるとみている。
具体的には、Winny、Share、Perfect Dark、LimeWire、Cabos、BitComet、BitTorrentといったPtoPファイル共有ソフトの使用履歴、またPtoPファイル共有ソフト上の暴露系ウイルスへの感染履歴をチェックし、問題がなければ検査証を発行する。検査証にはPCの名称、シリアル番号などのほか、各種PtoPファイル共有ソフトの使用履歴結果、PtoPファイル共有ソフト上のウイルス感染履歴結果が記載される。
Work/Life Separatorは、自宅のPCにCD-ROMをセットすることで会社関係のファイルを自動的に見つけ出し、ファイル回収専用サーバにそのファイルをアップロードするというもの。メール本文、メールの添付ファイル、Officeドキュメントなどのプロパティ情報からファイルの中身までを読み取り、企業名などの設定されたキーワードが含まれるファイルをリストアップする。また、自宅のPCからはファイル復旧ソフトを使ってもファイルが復元できないように完全に削除する機能も持つ。
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