Symantecは米国時間10月14日、PCデスクトップのパフォーマンス調整を支援する有料オンラインサービス「PC Checkup」と「PC Tune Up」を発表した。専門技術者がリモートからアクセスし助言等を行う。
両サービスともWindows XPまたはVistaを使っている人が対象。Norton製品を使っていない人も利用できる。
PC Checkupは診断サービスで、価格は29.99ドル。「自動車を販売店のサービス部門に持ち込んだときを想像してほしい」と、Norton Premium ServicesのバイスプレジデントLenny Alugas氏が述べるように、専門技術者が一連のテストを行い、必要なサービスがあれば助言する。一方、PC Tune Upは調整まで行い、価格は69.99ドル。専門技術者が診断を行い、OSを調整してパフォーマンスを改善する。両サービスとも、顧客が原因を知りPCをよりよく管理できるように「ステップアップ」のための助言を行う。
Alugas氏によると「この市場での最大の競争相手は、問題のあるコンピュータを持っている人の友人や家族だ」。そのほか、町のPC修理店や修理部門を持つ大型電器店とも競合する。
新サービスが同社の販売する既存ソフトウェアをどう補完するのか、あるいはどう異なるのかという質問に対して、同氏は「Norton 360はインターネットキャッシュを削除したりゴミ箱を空にしたりはするが、スタートアップの内容までは扱わない」と述べ、新サービスはその分双方向的だと説明した。
Norton技術サポート(現在は無償)と同じように、両サービスともリモート接続クライアントLogMeIn Rescueを利用しており、顧客の立ち会いの下でNortonの技術者がPCを操作することができる。その間、メモリやハードドライブにあるアプリケーションの使用頻度をチャットで尋ねることなどもできる。すべての操作は顧客の了解の下で行われると、Alugas氏は述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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