携帯電話会社やインターネットサービスプロバイダ(ISP)など、電気通信関連会社が参加し、セキュリティ関連サービスの普及とサービスレベルの向上を促すことを目的とした業界団体「日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)」がこのほど設立された。
同団体は、セキュリティ運営のあり方や利用のためのガイドライン策定などを関連事業者間で議論し、共通理解を深めるとともに、セキュリティの必要性を社会にアピールすることがおもな活動内容。活動内容ごとに“セキュリティオペレーションガイドラインワーキンググループ(WG)”、“セキュリティオペレータ技術WG”、“セキュリティオペレーション認知向上・普及啓発WG”の3つの分科会が設けられる。アドバイザーは北陸先端科学技術大学院大学教授の篠田陽一氏が務め、経済産業省と総務省もオブザーバとして参加する。
設立時の参加企業は、IIJテクノロジー、IIJ、NRIセキュアテクノロジーズ、NTTデータ、NEC、NTT、日立情報システムズ、富士通、三井物産セキュアディレクション、ラックの10社。
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