有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、フェンリルが提供するウェブブラウザ「Sleipnir」および「Grani」のお気に入り検索機能に脆弱性が発見されたと発表した。
細工された文字列が検索に使用されていた場合、表示された検索結果を履歴より復元した際に、ユーザーのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。
この脆弱性が存在するのは、Sleipnir 2.7.1 Release 2とそれ以前のバージョン、Portable Sleipnir 2.7.1 Release2とそれ以前、Grani 3.1とそれ以前。フェンリルでは、この脆弱性を解消した最新バージョンを提供しており、該当するバージョンを使用するユーザーは早急にアップデートするよう呼びかけている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」