Appleは米国時間2月6日、「QuickTime 7.4.1」をリリースした。このアップデートの対象OSは、「Mac OS X v10.3.9」「Mac OS X v10.4.9」以降、「Mac OS X v10.5」以降、「Windows Vista」および「Windows XP SP2」だ。QuickTime 7.4.1は、「CVE-2008-0234」に詳述された脆弱性を修正している。
Appleによれば、アップデート前のQuickTimeは、ユーザーが悪意のあるウェブページに誘導されると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりするおそれがあるという。これは、RTSPをトンネリングするときのHTTP応答の処理で発生するヒープバッファオーバーフローによるものだ。Appleはこの脆弱性を報告した研究者名を明記していない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」