ジャストシステムは9月11日、総合セキュリティソフト「Kaspersky Internet Security 7.0」とウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus 7.0」を、9月14日から発売すると発表した。既存ユーザーには、無償バージョンアップのプログラムを「Kasperskyポータル」で9月11日からダウンロード提供を開始した。
Kaspersky Anti-Virus 7.0は、ファイルやメール、ウェブを経由して感染の恐れのあるウイルスからPCを守るウイルス対策ソフト。ウイルス侵入時に未知のウイルスを検知する「ヒューリスティック検知」のエンジンに、新たにルートキット検知とキーロガー検知を強化した。これにより、ファイルやメール、ウェブ経由の既知・未知のウイルス侵入時の動作を常時監視・検出する。
また、常時監視しながらもPCに負荷をかけない設計により、堅牢性を維持しながらも軽快にPCを利用することが可能となっているとしている。セキュリティレベルや各種調整は、手軽にきめ細かく行える。画面デザインなどのインターフェースも刷新し使い勝手を向上させたほか、危険度などのレベルを直感的に把握できるようになった。
Kaspersky Internet Security 7.0は、ウイルス対策機能のほか、ファイアウォールや迷惑メール(スパム)対策、プライバシー対策、有害サイトの閲覧を制限する「ペアレンタルコントロール」の機能を搭載する総合セキュリティソフト。侵入検知システム(IDS/IPS)や機密データ保護機能を強化したことで、ネット犯罪のあらゆる脅威からPCを保護することが可能となっている。
価格は、Kaspersky Internet Security 7.0のダウンロード版が4680円から、Kaspersky Anti-Virus 7.0のダウンロード版が4200円から。それぞれ優待版や通常版、複数ユーザー版などが用意される。
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