偽造サイトをQRコードと携帯電話で見破るASP型サービスが開始

ニューズフロント2006年12月14日 18時36分

 メディアスティックは12月13日、ウェブサイトに表示するQRコードとカメラ付き携帯電話で不正サイトへのアクセスを防ぐASP型サービス「フィッシングサイトチェックASPサービス」の提供を開始した。

 同サービスを導入したウェブサイトには、メディアスティックの提供する暗号化されたQRコード(MSコード)が表示される。このQRコードは、表示のたびに変化するため、偽造されにくい。

 携帯電話のカメラでこのQRコードを撮影すると、本物のサイトであれば事前に登録しておいた“合い言葉”が携帯電話に表示される。そのため、ウェブサイト閲覧者は、本物のサイトとフィッシング目的などの偽造サイトを区別できる。

 サイト認証後の画面にメディアスティックのロゴを表示する「メディアスティックロゴ・バージョン」と、サービス導入企業のロゴを表示する「自社ロゴ・バージョン」の2種類のメニューを設ける。初期導入費用は18万円、登録更新料は18万円(1年間)。年間使用料はメニューやユーザー数によって異なり、以下の通り。

  • メディアスティックロゴ・バージョン:無料(10万ユーザーまで)
  • 自社ロゴ・バージョン:120万円(10万ユーザーまで)、240万円(30万ユーザーまで)、480万円(ユーザー数無制限)

 メディアスティックでは、同サービスを金融機関や電子商取引(EC)サイトを中心に提供し、今後1年間に100社からの受注を目指す。

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