IBMは米国時間11月20日、シングルサインオン製品を中小企業向けにスケールダウンした「IBM Tivoli Federated Identity Manager Business Gateway(TFIMBG)」を発表する。同社はこのところ、販路を中小企業にまで広げようとする動きを見せている。
TFIMBGは、2005年5月に発売した「IBM Tivoli Federated Identity Manager(TFIM)」の機能縮小版で、従業員5000人までの中小企業はこの製品を利用して、ハブとなる大企業に対してスポークのように接続し、シングルサインオンで安全に情報を共有することができる。
「大企業は、規模の小さな取引先企業との連携を望んでいたが、そのためには取引先企業がTFIMのフルセットを購入する必要があった」と、IBMのTivoli部門でIDマネジメント担当ディレクターを務めるJoe Anthony氏は語った。
TFIMBGは、データの規模で比べるとTFIMの約3分の1だ。11月24日に発売し、販売価格はサーバー1台当たり7万ドル。ユーザー数の制限はない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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