大手カメラメーカーのニコンは先週、同社Nikon World誌の購読者情報が漏えいしていたことを明らかにした。
同誌購読者3235人分の個人情報と金融情報が米国時間9月12日、9時間にわたって閲覧可能となっていた。
Nikon World誌ウェブサイトのメインページ右上にある勧告によると、情報が漏えいしたのは同サイトのオンライン登録ページだという。
個人情報の盗難や盗難未遂事件につながるセキュリティ問題は、今回の事件の前も米国内外でたびたび発生していた。
Nikon World誌の新規購読者9名が12日、2006年1月1日以降に同誌の購読を申し込んだ3235人の個人情報を9時間にわたって閲覧できた。購読者の住所、詳細な連絡先、そしてクレジットカードなどの情報にアクセス可能だったという。
ニコンによると、今回の情報漏えいは、Nikon World誌が契約する外注先のシステムで不具合が発生したことが原因だという。この不具合はすでに解決済みだという。
ニコンは、影響を受けた購読者全員に今回の件について通知し、個人情報を見た9人それぞれとも連絡をとったという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」