ウノウは11月7日、学習型迷惑メール対策ソフト「クイックPOPFile」を開発、国内での販売に関してユミルリンクと業務提携すると発表した。
クイックPOPFileは「POPFile」エンジンを利用して開発されたソフトウェアで、「ベイズ理論」を利用して迷惑メールを自動で判別する。導入時に数十通程度の正常メールを学習させると、その後は自動で正常メールを判定。誤った判定があった場合にユーザーが修正すると、次回以降の判断に反映させることで判定精度が向上してゆくという仕組みだ。同社には、オープンソースソフトウェアPOPFileの日本語化を当初から手がけている石原淳也氏が所属している。
同社では品質向上を目的に、クイックPOPFileのテスター版を11月8日から限定200名に無料で提供するという。このテスター版ユーザーからの意見や要望を製品開発や販促活動に役立てたいとしている。また、売上げの一部をPOPFileのドキュメンテーションを進める非営利コミュニティに還元することで、今後のオープンソースの発展に役立てたいとしている。
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